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石鎚山

伊織と旅する 石鎚山

石鎚山 夜明かし峠

霊峰石鎚山を登る

「石鎚山(いしづちさん)」は、愛媛県西条市と久万高原町の境界に位置する標高1,982mを誇る西日本最高峰の山です。また、日本百名山にも選ばれており、登る時期によって四季折々の景観を見せてくれます。
毎年7月1日から10日までは、石鎚神社の「お山開き」があり、この期間は最もお山の生命力が高まると言われています。私もこの機会に、自身初めてとなる石鎚山登頂に挑戦することにしました。
7月某日、ロープウェイとリフトに乗った後、午前10時頃に成就社(じょうじゅしゃ)の石鎚山登山道入り口を出発。登山道入り口では、神職さんが無事登頂できるようにと祈願してくださりました。

石鎚山の試しの鎖

下から見上げるだけで目が眩むような「試しの鎖」

永遠と続くのかと思うような「八丁坂」の登り階段をこえると、最初の鎖「試しの鎖」が目の前に現れます。石鎚山には4つの鎖場があり、「試しの鎖」は全長74mあります。後の3本の鎖を登れるかどうかを試す鎖場なのですが、見ているだけで気が遠くなるような高さです。体力に自信のない方は迂回することをおすすめします。 私も石鎚山登頂が今回初めてだったので、鎖場を迂回するルートを選びました。次回来たときには鎖にも挑戦したいと思います。

石鎚山の力飴湯

熱くて美味しい力飴湯

「試しの鎖場」の迂回ルートを登ってすぐのところに「前社ヶ森小屋(ぜんじゃがもりごや)」という休憩所があります。
ここで販売されている「力飴湯(ちからあめゆ)」は絶品。通常夏場だと、冷たいものを飲んで涼みたいところですが、熱い飴湯もおすすめ。庶民の味として長らく愛されている飴湯は、どこか懐かしい味。生しょうがの独特の風味と水飴の甘さが疲れた身体にじんわりとしみます。

夜明かし峠から見る風景を楽しむ

夜明かし峠から見る風景を楽しむ

成就社の石鎚山登山道入り口から約1時間半で「夜明かし峠」に到着。ここでは石鎚山の全容を見ることができ、風通しもよく、夏の日差しも全く気にならないほど涼やかでした。秋になれば、辺り一面が紅に染まるので、また違った風景を楽しむことができそうです。

山頂から見下ろす景色が圧巻

山頂から見下ろす景色が圧巻

山頂にひっそりと佇む、弥山(みせん)の「石鎚神社頂上社(いしづちじんじゃちょうじょうしゃ)」。
登山開始から2時間半ほどでようやく山頂に到着。ここまで来ると、私を含めて他の登山客の方たちも笑顔で達成感に満ち溢れ、疲れも吹っ飛んでいる様子でした。

石鎚山の天狗岳

標高1,982mを誇る天狗岳への道

山頂付近にある石鎚神社山頂社は1,974m。さらにその先には、西日本最高峰となる標高1,982mの「天狗岳」があり、切り立った尾根を更に進まなければなりません。天狗岳へのルートは岩場だらけで難所の連続となるので足を滑らせないよう注意が必要です。

石鎚山の天狗岳

全てを忘れさせてくれる圧倒的景観

成就社の登山道入り口から約3時間、「天狗岳」にようやく到着しました。
1,982mから見下ろす景観はとにかく圧巻の一言。西日本最高峰の雄大な山々に囲まれた山頂まで登りきったという達成感と同時に、感動もひとしお。
石鎚山各所からの見下ろす眺めは、他の場所で味わえないような感動があります。大自然に囲まれ、時には危険を伴いながら全身をフルに活用して登頂するからこそ、達成感もより大きなものとなりました。石鎚山登頂は、「自然に囲まれて何かをしたい」と考えている方には特におすすめです。

石鎚山登山コースについて

石鎚山登頂は、一般的に成就コース(表参道)と土小屋コース(裏参道)の2通りあります。登頂が初めての方の場合は、パンフレットでもやさしく紹介されている成就コース(表参道)を選択して進まれることをおすすめします。パンフレット通りにロープウェイ成就駅を降りて25分ほど歩くと成就社に到着します(リフト使用の場合、約10分)。さらに成就社の登山道入り口から頂上までの所要時間は2時間半から3時間程度かかります。
成就コース(表参道)と土小屋コース(裏参道)の案内
石鎚山登山案内のパンフレットはこちら


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