
伊織と旅する 今治城
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8月某日、風が心地よいサイクリング日和。せっかくなので瀬戸内しまなみ海道(サイクリング)へ行く途中、今治城へ立ち寄ることにしました。
築城の名手 藤堂高虎の傑作「今治城(いまばりじょう)」
今治城は、「藤堂高虎(とうどうたかとら)」が築いた「海岸平城(ひらじろ)」。藤堂高虎は築城家としても評価が高く、関ヶ原の戦以降に天下人の参謀として能力を発揮しました。
城の形は単純でありながら、広い水堀と高い石垣で守るように築城されており、各所に守りを固める工夫がなされています。
海水魚がたくさん泳ぐお堀
今治城のお堀は海に繋がっていて海水魚がたくさん泳いでいます。クロダイ・ヒラメ・ボラ・フグなどの海の魚介類に混じって、メダカなどの淡水魚を見かけることも。
ちょうどこの日は、サヨリが泳ぐ姿を何度か見かけました。
築城400年を記念して再建した鉄御門(くろがねごもん)
関ヶ原の戦い後、徳川幕府系城郭で普及した強力な防御力を誇る「鉄御門(くろがねごもん)」。明治時代に撤去されたものの、平成19年9月に築城400年を記念して再建されました。前面の木部全体に鉄板を鋲で打ち付けており、江戸時代当時の建築技術の高さを知ることができます。
伊予ネルの創始者「矢野七三郎(やのしちさぶろう)」の銅像
伊予ネルの創始者であり、今治綿業の父ともいわれる「矢野七三郎(やのしちさぶろう)」の銅像が今治城の広場にあります。
矢野七三郎は、和歌山のネル工場で働いた後、紆余曲折を経て綿ネル製品を開発。三ツ綾織りで片毛の綿ネルは伊予ネルといわれ、今治綿業の礎を築きました。
今の伊織があるのも、この方の活躍があってからこそ。
「ありがとうございます!」と感謝しつつ、今治城の天守へ移動することに。
瀬戸内海・四国山地を一望できる天守
今治城の天守は、徐々に小さく積み上げていく史上初の「層塔型天守(そうとうがたてんしゅ)」と呼ばれるつくり。
内部は歴史資料館と自然科学館になっており、今治城の歴史を学ぶことができます。
そして今治城一番の見どころは天守からの眺め。快晴であれば来島海峡大橋や大島、四国山地もはっきりと見渡せます。
「時折吹き付ける風がとても心地よいひととき!」
闇夜に浮かびあがるドラマティックな今治城
夜になると、ライトアップがお城を美しく魅せます。お堀の水に映し出される姿と相まって、ドラマティックな雰囲気を醸し出します。ライトアップに彩られたお城を見ながら、お散歩やジョギング出来る方がなんとも羨ましい!
今治城に立ち寄られた際には、ぜひライトアップもご覧ください。
本日の旅のお供 えひめの旅物語 MIKAN
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