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特集:わたしたちのボーダーレス

特集:わたしたちのボーダーレス

特集:わたしたちのボーダーレス

テキスト:森香奈子 写真:ミズモトアキラ(1-5)/ 森川誠治(6-8)

#工房織座 #INTERVIEW

いつでも、どこでも、誰にでも
すべてがちょうどいい 工房織座

100年前のシャトル織機で1枚ずつ丁寧に生み出される工房織座の織物は、コットンを中心に天然素材にこだわった様々な糸を使っています。オトナもコドモも男女も関係なく気持ちよく使えるふんわりと柔らかいコットンでつくった織物は、一年を通して肌触りが心地よく、どんな季節にもやさしく寄り添ってくれる頼もしいアイテム。織り重なって浮かび上がる糸の表情は、唯一無二の独創性を持ちながら、巻く人に自然と馴染んでくれる不思議な魅力があります。
今回は工房織座のボーダレスな魅力を再発見すべく、家族・親子・夫婦・兄弟、それぞれの関係性を飛び越えて、同じアイテムを色違いで巻いてもらいました。
誰が選んでも大丈夫。誰と巻いても大丈夫。好きな色はもちろん、新しい色にだって挑戦できる。年齢だって関係ありません、巻きたいときに巻いてみよう!

工房織座 わたしたちのボーダーレス イメージ01

1:開店前の朝の準備に麻のストール

model:小林昇さん、小林詩子さん

松山城のふもとにある小さなケーキ屋・RICO SWEETSは、ご近所さんたちがゆったりと集うみんなの憩いの場。お店のオープン前、グリーンの手入れをする店主の詩子さんと、書き物をする昇さん。毎日ケーキを作る厨房は季節問わず冷え込んでいるため、付け外しするだけで温度調整ができる巻物はちょうどいいアイテムだそう。

今回お二人に巻いていただいたのは、麻のストールカラーズ。色がランダムにあらわれるので、ぐるぐるっとタイトに巻いても、さらりと軽く結んでも、毎回違った表情で楽しめます。今の時期、ほどよいボリュームで、ちょっとした防寒にももってこいです。

■巻いてもらった商品
麻のストール カラーズ

RICO SWEETS & SUPPLY CO.
愛媛県松山市大街道3-7-2
TEL : 089-947-0125 営業時間 : 12:00 – 18:00
https://www.ricosweets.com/

工房織座 わたしたちのボーダーレス イメージ02

2:巻きもの基準で 父が息子に選んだ今日の服

model:大塚さん親子

親子で展望台までお散歩した日のひとコマ。
いつもお洋服はシェアしているという大塚さん親子。息子さんはこの日も全身お父さんの服を着て登場。普段は秋冬もネックウォーマーを使っているという息子さんのストールは、お父さんがバッチリ巻いてきめてくれました。お父さんはいつもの巻き方で。

バイカラーのストールは巻き方によってシンプルにも、ちょっとひねった見せ方にもできるのが魅力。お洋服だけでなく、きれいな景色、美味しいもの、いろんなことを共有して楽しんでいる素敵なお二人でした。

■巻いてもらった商品
伊織のもじり織りストール

工房織座 わたしたちのボーダーレス イメージ03

3:姉と弟、はじめてのマフラーレッスン

元気なキッズにも巻いてもらいました。
彼らの遊び場はお父さんが営む築100年近い宿「どうごや」。
お姉ちゃんはパープル、弟くんはピンクを選んでもらい、ぴったりお似合い!たたみの上を全力で走り回る子達の首元にもちゃんとついていくチョットコレマフラーに、たくましさを感じました。
「そのマフラーどう?」と聞くと「ちょっとあつかった〜」と元気なお返事。そりゃそうですね。でもこれからの季節には、きっとあたたかくて気持ちいいよ!

木造の温もりある佇まい部屋と、心も身体も健やかになれる無農薬&無添加な朝食 “源氣めし” を堪能できる「どうごや」さん。旅情をそそる素敵なお宿です。

■巻いてもらった商品
チョットコレリバーシブル

どうごや
愛媛県松山市道後多幸町6-38
TEL : 089-934-0661
http://www.dougoya.com

工房織座 わたしたちのボーダーレス イメージ04

4:いつもの巻き方で、新しい場所で

model:矢野加智子さん、矢野真一さん

巻物は大好きで、首が足りないくらい巻物を持っているという料理家の矢野加智子さん。
ぐるぐる巻くよりも今回のように軽く肩にかけるのが加智子さんの定番だそうです。ストールを手にとるやいなやさらっと身にまとう姿に思わずウットリ。「柔らかいのにタラっとするだけでなく、パシッときまる」と、もじりツートンリネンの魅力を語ってくださりました。
「軽いけどキュッと巻くとあたたかさもあるね」と、ご主人の真一さん。コンパクトにシュッと差し込んだスタイルもとてもお似合い。どんな季節も、いつもの巻き方でゆるりと楽しむ素敵なお二人でした。

撮影場所は、加智子さんが営むお店・「やの家」の前にて。10月中旬頃リニューアルオープン予定の、美味しいワインや一品料理、そしてスープとお茶を楽しめるという新しい「やの家」さんも楽しみです。

やの家
※2020年10月中旬頃リニューアルオープン予定
愛媛県松山市北立花町101-4
TEL : 090-2781-9324
instagram @yanoya1

工房織座 わたしたちのボーダーレス イメージ05

5:家族の庭で、記念撮影

model:青砥穂高さん、奈智さん、埜々子ちゃん

文学好きなご主人・穂高さんと、ヨガ講師の奈智さん(ただいま第二子妊娠中)、6歳にしてお母さんのヨガの精神を引き継ぎつつある娘の埜々子ちゃんの3人+1人家族。晴れた空が心地よい土曜の昼下がり、青砥家の庭で記念撮影となりました。穏やかな季節にはこのデッキで朝食を食べたりと、家族のくつろぎの空間になってるそう。

あまり巻きなれない様子の穂高さんと埜々子ちゃんの首元に、奈智さんがささっと巻いて、バイカラーの表情が豊かに映える見事な三者三様のスタイルに。
涼しい秋風と柔らかな日差しを受けるのにちょうどいい、ほんのりとあたたかいマフラーです。

■巻いてもらった商品
もじり杢バイカラー N

工房織座 わたしたちのボーダーレス イメージ06

6:ふたりで試す、ストールの楽しみ方

model:小河武嗣さん、森美由貴さん

「ストールはあまり巻かない」という小河さんと「巻物は好きだけどピンクは選ばない」という森さん。そんな人たちにも巻いてもらいました。

どうやって巻けば…と、試行錯誤しながらもなんとなく巻いてみると、身に付けているうちにだんだん馴染み「あれ…いいじゃん!」と褒め合うお二人。いつものシンプルな装いもなんだか違った印象に。ストール入門には意外と人からすすめられたものを巻いてみるのがよし。普段選ばない色だとしても、小物だからこそエイヤ!と挑戦できるワクワク感がありますね。
この日は建築士である小河さんが、設計に携わった美容室店舗併用住宅の前でパチリ。

■巻いてもらった商品
麻のゆらぎRIN

-nine-二級建築士事務所
https://www.facebook.com/nniinnee9/
撮影協力:favorite hair Hale

工房織座 わたしたちのボーダーレス イメージ07

7:顔なじみの猫にぽかぽかをおすそ分け

model:岩田建治さん、ミッケちゃん

マウンテンバイクが大好きな自転車屋さん「Meets」の店主・岩田さんと、店の隣で暮らす三毛猫のミッケちゃん。
「ニットキャップは締め付け感が気になることが多くて」とベストなものにあまり出会ったことがなかったという岩田さんですが、ジーンズキャップの少しゆったりしたサイズ感とコットンの柔らかさが気持ちいい!と、しっくりきた様子で被っていただけました。

「銭湯帰りに被れば湯冷め防止に最適だな。ネックウォーマーはデスクワーク中にいいな」と形を変えながら試着し、使い方もばっちりマスター。ミッケちゃんはキャップをほどいて筒状になった輪の中にイン。初めは「ニャんだ!」と言わんばかりのリアクションでしたが、しばらくするとまどろみの表情に。寒い季節は、猫にもちょうどいい?

■巻いてもらった商品
ジーンズキャップ

cycle shop Meets
愛媛県松山市緑町2丁目8−11
TEL:089-993-6210
instagram @cycle_shop_meets

工房織座 わたしたちのボーダーレス イメージ08

8:たまたまでもピタッとくる。自然色のかわり織り

model:有馬周之助さん、吉冨侑花さん

アルバイトをしながら全国を旅しているという有馬さんと吉冨さん。
宇和島市・吉田町の「山内ファーム」さんに取材中、ミカン収穫のお手伝いで短期滞在中というお二人に偶然出会い、急遽モデルになってもらいました。

有馬さんの巻いているかわり織りストールの色名は「しまなみブルー」。その日たまたま着ていたブルーのTシャツとオレンジの帽子がまるで瀬戸内の海と太陽のようで、しまなみの豊かな景色が広がっているようでした。ナチュラルな雰囲気の吉冨さんは、アースカラーの作業着に「キャッスルグレー」がとってもお似合い。肌に触れる感触も気持ちいい!と素敵な笑顔で巻いてくださいました。織りの表情が豊かなストールは、お洋服の色と合わせてもその個性を楽しめます。

■巻いてもらった商品
伊織のかわり織りストール

山内ファーム
愛媛県宇和島市吉田町白浦211−1
TEL:090-5919-5416
https://nymikan.jp/

しまなみ海道の終着点 美しい島々、
海と山に囲まれた町「今治」に、工房織座はあります

四国地方の北西に位置する愛媛県今治市。瀬戸内海の壮大な自然を背景に、島々をむすぶ「しまなみ海道」は、サイクリストをはじめ、国内外から多くの観光客が訪れる人気のスポットです。

また、日本一の建造量を誇る造船・海運業、国内のタオルの 5 割以上を生産する織物業など、古くからものづくりが盛んな町でもあります。
高縄山系を源流とする蒼社川の伏流水は、不純物の少ない軟水で、繊維の晒しや染めに最適。肌ざわりがやさしく、繰り返し使ってもくたびれにくい良質な織物が生まれる由縁です。

ex-kobooriza1-kobo 工房織座 外観
工房織座 info
株式会社 工房織座 794 ‒ 0117 愛媛県今治市玉川町鬼原甲 55
KOBO ORIZA Co., Ltd.
55 Onibara-Kou, Tamagawa-Cho,
Imabari-Shi, Ehime 794 ‒ 0117 Japan Tel 0898-55-2564 Fax 0898-55-2584
工房織座 making of KOBO ORIZA
making of KOBO ORIZA

2020.09

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わたしたちのボーダーレス

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織りもの偏愛図鑑

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