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今年もやります! 手書きおなまえ刺繍プロジェクト

コロナ禍で様々なイベントが中止になった2020年と2021年。

大人だけでなく、子どもたちも本来行われるはずだった楽しいイベントを体験できず、制限のある中での生活を送ってきました。

私たちもはじめは、あまりにも変わってしまった世界になかなか追いつけず、気持ちが冷え込んでしまった時期もありました。

そんな中でも「今だからこそできることはないか」「伊織として何ができるか」と悶々と考える日々が続いていたところ……

ある日の会議で「我が子が最近書き始めるようになった文字を、そのままタオルに刺繍してみたい」というスタッフの一言から、みんなで「いいね!!」と盛り上がり、このプロジェクトの種が生まれました。

ここ1〜2年の新しい生活様式の中で、苦しいことばかりではなく、よりよい発見や進化したこともたくさんあるけれど、やっぱり楽しい思い出は、たくさんあったほうがうれしい。

小さな手で書いた拙い文字が、消えることなくずっとタオルに残ることで、使い込んでヨレヨレになってしまったあとも、そのまま大切な記憶として手元に残してもらえたら。

コロナ禍でさまざまなイベントが中止になってしまった園児たちだけでなく、私たちにとっても心に残る嬉しい取り組みになる想像がどんどん膨らみ、2021年から本格的に「手書きおなまえ刺繍プロジェクト」が動き始めました。

昨年の第1弾では、スタッフとも関わりのある道後聖母幼稚園(愛媛県松山市)にお声掛けし、卒園制作として、自分で書いた名前をハンカチに刺繍するオリジナルハンカチづくりに取り組みました。

昨年の様子はコチラ

そして、ありがたいことにご縁が続き、今年も道後聖母幼稚園・年長組のみんなとともに「手書きおなまえ刺繍プロジェクト」がスタート。

卒園の思い出に自分だけのハンカチづくりがはじまりました!

▲2021年12月、約1年ぶりに訪問した聖母幼稚園

まず初めにこの企画にちなんで、名前にまつわるおはなし「しあわせになぁれ」という絵本を読み聞かせ。

「名前は親からの最初の贈り物。幸せになぁれという祈りが込められているんだよ」という先生からメッセージを、しっかりと聞く園児たち。

糸の色とハンカチの色の選び方、書き方の説明のあとは、いよいよ作成。

今年の園児たちも、どんどんと力強く書いていきます。

よし、書けた!

書き終えて、みんな自分の文字を誇らしげに見せてくれました。

みんなそれぞれ、個性豊かですてきな文字が書けたね!

さぁ、あとの刺繍は「伊織」にまかせて!!

〜 年に一度のイベントから、レギュラーサービス化を目指して 〜

実は今回、この「手書きおなまえ刺繍」を、伊織オンラインショップや各店でも利用いただけるサービスとして確実に進化させていくために、正式に「手書き刺繍プロジェクトチーム」が発足しました!!

昨年担当したスタッフからバトンタッチしたのは……

「私もやりたい!」と手を挙げた、刺繍の腕前に自信アリな店舗スタッフと、このプロジェクトをもっともっと広めていきたいと意気込む営業担当の2名です。

正直なところ、店頭やオンラインショップで気軽にサービス提供できるようになるまでには、課題がまだまだたくさんあるのが現状。

このプロジェクトを通じて、今後もっと広くたくさんの人に楽しんでいただけるコンテンツとなるように発展させていくことが今年の新しい目標です!

どうかどうか、あたたか〜い目で見守っていただけますと嬉しいです。

勢いと気概に溢れたプロジェクトメンバー2名の奮闘は、来月の記事でまたご報告いたします。どうぞお楽しみに。

そして2022年もよろしくお願いいたします!

~ スタッフからひとこと ~

幼稚園に伺ったのが 12 月中旬と寒い時期でしたが、元気いっぱいに出迎えてくれた園児のみなさんの姿に顔がほころびました。

先生から名前には、ご両親の大切な想いが込められているんだよというお話を聞いたあと、覚えたての字で自分の名前を豪快に、丁寧に、個性豊かに書いている様子は、見ていて懐かしく、あたたかい気持ちになりました。

園児の皆さんから「いつできるの?」「楽しみ」という声もたくさんもらいました。

書いてもらったみなさんに喜んでもらえるように、将来ハンカチを見返した際に当時を思い出す良い品となるように、頑張りたいと思います。

伊織事業部 営業担当:廣瀬