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タオル、日本へ

日本に初めてタオルというものが輸入されたのは1872年(明治5年)だといわれています。当時の日本では輸入品はとても高価で、人々はそれで手や顔を拭くとは思いもしませんでした。やわらかな手触り、保温性も高く通気性もいいということで、襟巻きや首巻きとして使われていたのです。呼び名はタオルの中国語表記である「毛巾」が一般的でした。
タオル
1900年頃になると、日本国内でもループパイルのあるタオルが盛んに作られ始めます。今治でタオルづくりが始まったのが1910年(明治43年)ですから、その頃にタオル生産が各地で行われていたことがうかがえます。
多くのタオルが流通するようになり、日本人の日常にもタオルが浸透します。タオルがタオル本来の用途で、一般的に使われるようになりました。さらに1930年代には、技術の進歩により、浴用タオルのほかにもパジャマ、ガウンなどさまざまな商品が生産されるようになります。その後、高度経済成長期にはタオルケットも誕生し、大ヒットしました。今では、ハンカチ、ベビー用品、ルームウェア、枕カバーやシーツなどの寝具、ぬいぐるみ、フェイスマスクなど、タオル製品のジャンルは多岐に渡り、タオルは私たちの生活に欠かせないものとなっています。