【母の日ギフト】
ご注文は4月30日までに!

キーワードで検索

タオル 洗濯 におい

タオルのお悩み解消Q&A(におい編)

Q

長く使用していると、においが気になってきます。日々のお手入れで気をつけることはありますか?

A

使用していてタオルのにおいが気になる場合、においの元は菌が原因と思われます。水を吸ったり洗濯をしている間に、大気中の菌が付着し、皮脂やタンパク質を栄養として繁殖しているためです。以下のにおいの原因対策を参考にしてみてください。

においの原因対策

1:濡れたまま放置しない

タオルを濡れたまま放置しておくと、雑菌が繁殖し、カビやにおいの原因になります。すぐに洗濯しない場合はハンガーにかけておくなどして、一旦干してから洗濯カゴに入れるようにしましょう。また、洗濯機で洗った後も長時間放置しないようにしましょう。

ハンガーにかけて乾かし中のタオル

2:部屋干しの際は空気が循環をする工夫を

タオルが部屋干しで臭くなるのは、乾くまでに時間がかかることも影響しています。長く湿ったままにしておくと、においの原因菌を活性化させることになりますので、部屋干しの際は部屋の換気を心がけましょう。雨の日や梅雨時、花粉が気になる季節など窓を開けにくい環境ではサーキュレーターを回して空気を循環させることをおすすめします。

サーキュレーターで空気を循環

3:柔軟剤の使用は最小限に

洗濯で、衣類をやわらかく仕上げたいときに使う柔軟剤。柔軟剤は、繊維の表面に潤滑性のある薄い皮膜を作ることで、触った時の摩擦抵抗を減らし、洗濯物の肌ざわりがやわらかく感じられるようになるものです。繊維自体をやわらかくするわけではありません。

柔軟剤の効果・性質

実のところ、今治タオルに関していえば、日々のお手入れに柔軟剤は必要ありません

柔軟剤は毎回投入するのではなく、タオルが前よりゴワゴワする、硬くなったと感じるときに使うのが効果的です。できるだけ柔軟剤入り洗剤を使用することは避け、柔軟剤を使わなければならない状況であれば、洗濯洗剤で汚れをしっかり落とし切った後で柔軟剤を使うようにしましょう。最後にすすぎをしっかりすることも大切です。また、表示されている使用量に対して少なめに、ごく少量だけ投入するようにするのもよいでしょう。

洗濯すすぎイメージ

ちなみに、石けん洗剤はグリセリン(天然のうるおい成分)が入っているので、しっとりふんわり仕上がります。合成洗剤は泥や油などしつこい汚れを落とす作用が強く蛍光増白剤などが使われているものも多く、かんたんに言うと白くなる(汚れは落ちる)けれど、繊維が傷みやすいという問題もあることを知っておきましょう。

香りづけしたい場合は?
香りづけのためにエッセンシャルオイル(※)を使う方もいらっしゃいますし、洗濯後にファブリックミストやランドリーミストをお使いになるのも選択肢のひとつです。
※色のあるエッセンシャルオイルは洗濯物への色移りにご注意ください。

4:洗濯槽をこまめに掃除する

においの原因は、洗濯槽の裏のカビや水アカ汚れの場合もあります。全自動洗濯機の洗濯槽の裏は湿気があるので、カビや水アカ汚れが溜まりやすいです。洗濯した直後に黒い汚れがついていたり、洗濯機の中がカビ臭いなどと感じた時は洗濯槽クリーナーなどを使い掃除しましょう。一般的には、1~2ヶ月に1回を目安に掃除するのが好ましいと言われています。

洗濯槽

Q

タオルのにおいがなかなか消えないのですが、どうしたらいいですか?

A

タオルに付着した汚れや洗剤、柔軟剤を十分に流しきれないままコーティングを重ねると、日々のお洗濯では完全に落ちにくいのでタオルが黒ずんだり、におい残りの原因ともなります。一度ついてしまったにおいが気になる場合のケア方法を参考にしてください。

こびりついたにおい対策

1:酸素系漂白剤を使用

においのもとになるタンパク質を分解するには、いくつかある漂白剤のうち、酸素系漂白剤を使うと効果的です。粉末タイプは弱アルカリ性、液体は弱酸性です。いずれも分解力に優れますが粉末タイプの方がより強力です。これは粉末タイプが弱アルカリ性で、酸性の皮脂汚れや汗が中和されて落ちやすくなるためです。

洗面器でつけ置き漂白イメージ

粉末タイプの過炭酸ソーダは40度から50度のお湯をつかうと効果がぐんとアップするので、お湯に溶かしてつけ置きするのがおすすめ。時間はそれぞれの製品で異なりますが小一時間くらいが目安となります。つけ置き後、通常のお洗濯をしていただくと、ほとんどにおいが気にならなくなります。

液体タイプの酸素系漂白剤は水に溶けやすく作用も穏やかなので、いつもの洗濯で活躍します。洗濯時、洗濯槽に規定の量を入れるだけなので手軽です。粉末タイプと賢く使い分けましょう。

カラータオルの注意点は?
色付きのタオルの場合、漂白剤は色落ちの原因になることがあります。また、長時間のつけ置きは水道水に含まれる塩素が変色を起こす可能性も。そのため日常から、雑菌繁殖を予防する使い方をオススメしています。漂白剤を利用される場合は、長時間つけて一度でにおいをとろうとせず、少しずつ短めの時間でにおいを軽減するのがベター。

2:湯通しで余分な柔軟剤を落とすスペシャルケア

まずは鍋にたっぷりのお湯を沸かし、火を止めてから15分ほどタオルをつけ、割り箸でゆらゆらさせながらタオルに付着している汚れや洗剤・柔軟剤を取り除きます。タオルの枚数が多い場合などは、お風呂に熱いお湯を張り、しばらくつけてからお洗濯するのもオススメです。雑菌はお湯に弱いため、お湯を使うだけでも除菌効果が見込めます。

タオルを鍋で湯通し

国によっては、高温のお湯を使う仕様の洗濯機が普及しているところもありますが、日本の洗濯機は常温の水を使用するタイプがほとんど。洗濯機の故障(変形)などのリスクを考えると、洗濯槽にお湯を入れるのではなく、鍋やタライ、湯船でのつけ置きがオススメです。ただ、高温のお湯は洗濯物の生地を傷めやすいということも知っておきましょう。

タオルのにおいをできるだけ予防したい方にオススメの商品

IORINO ながもち

『IORINO /ながもち』 シリーズ

銀イオンの力で抗菌・防臭。
純銀をポリエステルフィルムで加工した抗菌効果を持つ「ミューファン®」という特殊糸を、ところどころに織り込みました。「ミューファン®」から銀イオンが持続的に放出され、非常に高い抗菌防臭機能を発揮します。

今治タオル認定番号:第2022-2288号